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派遣とよく似ている契約で、請負契約というのがあります。この請負と派遣の違いは何でしょうか。
請負契約は、会社と会社が契約を結ぶことであり、例えば、大きな建築会社Aが、受注した建築物件を別の工務店Bに依頼するにあたり、契約を締結します。これは請負契約で、指揮命令は工務店Bが行います。
しかし、A社が、受注した建築物件を建設するにあたり人手が足りなく、工務店Bから、またはその下請けから人材を補充します。これは二重派遣となります。
その補充された人材(派遣社員)から見たら、指示を受けるのは派遣先の建築会社Aです。これが指示されるのがBなら、単なる請負契約となりますが、そうではありません。
普通この場合違反となるのですが、それを避ける為に下請けからスタッフを探すことで請負とする、これを偽装請負といいます。
請負契約であれば、例え二重派遣という形でも法律上は問題なしということになり、こうしていくつも会社で行われているのです。
また、請負の場合は、仕事の完成を目的にするものであり、その成果に責任を背負う義務が生じます。
しかし派遣の場合は人を出すだけで成果は求められませんし、仕事の成果について責任が発生しないという大きな違いがあります。
まとめると、上記例の派遣社員の場合
| 請負 | 派遣 | |
| 命令系統 | 請負会社(工務店B) | 遣先会社(建築会社A) |
| 仕事の責任 | あり | なし |
| 雇用関係 | あり | なし |