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二重派遣と出向は似ているようでも、まったく異なる意味を表します。
出向は、自分が勤務している会社に籍を置いたままの状態で、本社から子会社に働きに行くことです。
これとは少し違いますが、本社からの意向で籍も子会社に移して働くというケースがあります。テレビドラマにある「小さなミスで、少しの間出向になった。」というよくある話です。
これらは、自分が籍を置いている会社の指示で、子会社で働くということになるので、雇用契約は自分とこの会社との間で成立しています。
二重派遣は出向とは違い、派遣先から別の会社に派遣されることを言います。
派遣社員はあくまでも派遣会社に登録され、派遣会社の紹介で派遣先へ出向きます。派遣先の会社の指示で、別の会社で仕事をしなければならない義務は発生しません。
派遣社員と二重派遣先とは何の関係もなく、例え上司から出向だと言われたとしても、派遣先の指示に沿って別の会社に働きに行く必要はありません。
二重派遣は出向とは呼びません。派遣社員の籍は派遣会社に置かれているわけですから、派遣先へ働きに行くのも出向ではありません。
派遣会社に籍のある社員を無断で別の会社で働かせることは、法律違反に価します。
派遣会社でなく普通の会社で出向していたつもりが、実は派遣社員として二重派遣されていたというニュースもあるので、疑わしい点が感じられるときは、会社に問い合わせるなどして迅速な対応が求められます。
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